悩みを振り回してみる

最終更新: 10月21日

おはようございます、心理カウンセラーの乾です。

新年明けてからも、1週間が本当に早く感じています。


さて、時にはカウンセラーらしく"悩み"を取り扱ったブログにしていきましょうか!笑



偉大な心理学者アドラー氏の教えによれば、


「人間の悩みは全て対人関係の悩み」


だそうで。

これはどのような悩みであっても追究していけば、そこには誰かとの比較から生まれた悩みであったり、今抱えている苦痛や苦悩は誰かに向けられていたりと、完全に個人として独立した悩みはないという「対人関係論」のお話になります。

少し前に【嫌われる勇気】の本やドラマが流行りましたね~('ω')📚


たしかに、“自分の仕事の量が多すぎる”という個人的に見える悩みも、“〇〇さんと比べて頼まれている量が多い”や“誰かが手伝ってくれれば残業せずに済むのに”というように『誰か』ありきの悩みなのかもしれませんね。



結局、アドラー氏が言いたかったこととしては『人との繋がりは避けられないからこそ、人に執着しないように気を付けなさい』ということなのだと僕は理解しています。

人への執着というのは、他者を何かにつけて評価したり他者からの評価を気にし過ぎることを指します。

敵はなるべく作りたくない!苦手な人が少ない方が幸せなはずだ!

そんな気持ちから色んな人に合わせて自分を変えていく生き方は、自分らしさを失わせ合わせることに精一杯になって結果的には自分を不幸にします。

だからこそある程度の常識やコミュニケーション力は前提に“嫌われてもいい”という勇気を持つことが大事なんですね~。



とは言っても、いきなり嫌われる勇気を持つことは難しく、実践し身に付けていくには時間がかかります。

そこで悩みを抱えた際に、悩みに振り回されないコツを1つ伝授いたします!!



それは、、、、、


悩みを振り回してしまえばいいのです!



・・・

・・・・

・・・・・お口がポカーンと空いていますよ?笑



どういうことか説明しますね(^^)


これはあくまでも意識の向け方(悩みとの向き合い方)の話しになりますが、そもそも人はマイナスな感情が湧いた際、しばらくはそのことにばかり意識が向いてしまいます。

これ自体は自然な心の動きですから気にする必要はないのですが、問題はここからなんですよ。


その湧いた悩みがさらに大きくなるかどうかは、その悩みとの接し方次第で変わります。

1つ例を挙げてみていきましょう!


☆仕事でミスが起きた:『なんでミスしちゃったんだろう…』→『自分が無能だからだ(上司の教え方が悪いんだ)』→『辛い・耐えられない』→『きっと誰も自分の気持ちを理解してくれない』→仕事へのモチベーションDOWN、またミスが起こる

このようにグルグル頭の中で考えてしまっている場合は、完全に悩みに振り回されてしまっています。

しかしこれは“悩み”が私たちを振り回しに来るのではなく、無意識のうちに『振り回してほしい』と悩みに頼んでしまっているんです。


思い出してみてほしいことがあります。

英語のテスト前、なかなか覚えられない単語は何度も暗唱しませんでしたか?

忘れないように何度も何度も繰り返し自分の頭の中で、また言葉に出して唱えたはずです。


そう!悩みも一緒なんです!


苦しい・辛い・哀しい・寂しい・しんどい・不安・心配・自分が嫌い・あの人が悪い・誰も助けてくれない・自分は孤独・・・・。


これらの思いも繰り返していくと、脳は『あ、これは忘れちゃいけない感情だ!ちゃんと記憶しておかなきゃ!』となるわけです。

最初は小さかった悩みの種に水をまき、肥料をやり成長させているのは紛れもなく自分自身であることも多いのです。


そしてしっかりと記憶・定着された負の感情は、なかなか忘れることが出来なくなって、似たような体験をするたびにまた卑屈になってしまう、という仕組みです。



では、逆に“悩みを振り回してやろう”と考えてみる。

すると、『なんで?』ではなく『どうしたらこの状況から少しでも抜け出せるか?』という考え方にシフトします。

原因ではなく、出口を探そうとするわけです。

☆仕事でミスが起きた:『どうしたら同じミスが避けられる?』→『同僚や上司に相談してみよう(チェックの回数を増やしてみよう)』→『大変だけど、何とかなることが分かった!』→仕事へのモチベーションUP、ミスが減らせる


といったように向き合い方が変わると、行動が変わるので結果も変わっていきます。



僕のやり方では、まず“悩み”に簡単な名前を付けて擬人化します。

仕事のミスで落ち込んだなら仮に『ミス君』とします。

そしてジャイアントスイングの要領で、この『ミス君』を振り回すわけです!


「振り回されるのはもう勘弁だああぁぁーーーーー!!」


めちゃイケの爆裂お父さん(加藤浩次さん)のイメージ↑です。

最近の若い子分からないんだろうな~。泣


決してふざけているわけではありませんし、ネガティブな感情を抱えた直後にこのような気持ちになることは難しいことも理解しています。

それでも、ただふさぎ込むだけではほとんどの場合は解決出来なかったり、時間が解決する問題であったとしても少しでも早く気持ちが軽くなるのに越したことはないはずです。


おさらいしておくと、、、

振り回される・・・ひたすら悩み続ける。ただ苦しいという思いを延々と辿り、行動も消極的になって解決が遠のいていく。
振り回す・・・・・解決策を探そうとする。辛さや苦しさは感じながらも、行動は積極的になる為、早期解決が望める。

と、いうことですね。



悩みはなくなりませんし、解決したとしても次の悩みがまた生まれます。

そう考えると、悩みが生まれる度に耐え続けるのはあまりにもしんどすぎると思いませんか?

「自分の気持ちが少しでも軽くなる方法を探して実践できる」ような意識を作れるように工夫してみましょう!



あまりにも頑張ってブンブン振り回すと、振り回す側も疲れ果ててしまいますから無理は禁物です(^_^;)


“悩みを振り回してみる”を是非実践してみてください。

では今日はこの辺で!

最後まで読んでいただきありがとうございます。

ブログを読んで疑問に思ったことや感想などありましたら、コメントいただけると励みになります。

では、また次のブログでお会いしましょう(^^)ノシ

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