どうも。心理カウンセラーの乾です。最近クイズにすごくはまっています。
昔から雑学は好きだったのですが、心理学漬けの日々を過ごしていることもあり、その反動で違う分野の勉強もしたいという気持ちが湧いてきて休憩中や寝る前に、心理学とは関係のない分野の本を読んだり、クイズの動画をYoutubeで漁っては観ています。笑
結構前になりますが、『トリビアの泉』という番組ありましたよね。
別に知らなくても生きていくうえでは特に必要のない知識なのですが、知らないことが分かる嬉しさ、それも学生時代とは違い覚えることを強要されない。ストレスなく頭に入っていくからこそなぜか逆に記憶してしまう。脳や心って本当に不思議ですよね~。
・・・・ということで、いきなりですがここで問題です!!デデンッ♪
Q.『怒る』と『叱る』の違いの説明を下の[ ]に適切な語句を入れて完成させなさい。
『怒る』のは[ ]のためであり、『叱る』のは[ ]のためである。
ーーーーーーーーシンキングタイム( ^^) _旦ーーーーーーーーーーーーーーー
さあ、皆さん答えられたでしょうか?
割と簡単だったかもしれませんね。
正解は
『怒る』のは[ 自分 ]のためであり、『叱る』のは[ 相手 ]のためである。
でした。
全然歯ごたえ無いな。と思っている方、勿論これで終わりではありませんよ。
もう一問用意してあります。
問題!デデンッ♪
Q.下の事柄について、思い出し振り返った上で答えなさい。
『怒る』と『叱る』をあなたはちゃんと使い分けられていますか?
うーーーーーーーシンキングタイム(・_・;)ーーーーーーーーーーーーーーん
さあ、どうでした。
勿論この問題の答えはあなたしか知りえません。
お子さんに何か注意したことのある方はその子に対して
部下に何か注意したことのある方はその人に対して
兄弟姉妹や友人に何か注意したことのある方はその方に対して
一度思い出して振り返ってみてください。
本当に相手のためを思って注意出来ましたか?
言葉や態度に自分の抱えていたストレスやいらいらを乗せて相手にぶつけてしまいませんでしたか?
はっきりと「相手のために言いました!」と言える方は、本当に素晴らしいと思います。
これからも、そのままのあなたでいてください。
逆に「もしかしたら、自分のために相手に怒りをぶつけてしまっていかも」と思っている方も、気づいた時点で次の一歩を歩まれています。
大切なことは失敗しないことではなく、失敗から何かを学ぶことだと僕は思っています。
今、相撲界も同じ問題に直面しているのではないかと個人的には思っています。
『横綱が注意している時に、携帯をいじっていた』ことを注意したという話。
無論僕にその真偽のほどわかりません。これから明らかにされていくことだと思いますが。
しかし仮に、目下をしつけるという大義名分を掲げ、自分のストレスを発散していたのだとしたら、『叱っていた』訳ではないのでしょう。怒りに身を任せた暴力です。
「口で言ってもわからない者は・・・」と、子どもに手を挙げてしまう親はまだ少なからずいらっしゃると思います。
しかし、それは相手の理解力に丸投げしているだけではないでしょうか?自分の伝え方に少しも問題はなかったのでしょうか?
こんなニュースが取り上げられる度、考えさせられます。
【正しい子どもの育て方や部下の教育の仕方は?】
これは人間関係に関することですのでクイズのように模範解答はありません。
しかし、この問いを考えること自体が子どもや部下のためにどうしたらいいかを考えること、つまり『叱れる』人間になるのではないかなと思うのです。
それでも時には、手を挙げてしまうこともあるかもしれません。
そんな時、一度自分に問いかけてみてください。
『今、相手と同じかそれ以上に心が痛い?』
かどうかを。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回はブログというよりはコラムのような形になってしまいました。
ブログを読んで疑問に思ったことや感想などありましたら
[info@icr-kokoro.com]宛にメールいただけると嬉しいです。
では、また次のブログでお会いしましょう(^^)ノシ