『夢』って楽しいものばかりじゃない。
私はときどき夢をみる。
ときどきみる夢の中の私は
いつも誰かに追いかけられている。
いつも何かに追いかけられている。
それが誰かは分からない。
それが何かも分からない。
夢の中の景色は
私のよく知っている建物があり
私のよく知っている道路があり
私のよく知っている公園がある。
私は必ずその公園で
得体の知れない『何か』に捕まる。
どれだけ懸命に逃げても
どれだけ必死に抵抗しても
なぜかその公園にたどり着き
そこで捕まることを受け容れる。
そこはどこか安心感があり
その殺風景な情景とは裏腹に
妙な温かさがある。
少し前はなぜ同じ夢を何回もみるのか
不思議で仕方なかった。
でも最近わかった。
その夢をみるときは
仕事や用事でいっぱいいっぱいのとき
心に余裕のないときばかりだった。
そんな不安感や焦燥感に
夢の中で追いかけられていたのだ。
公園はおそらく自宅。
もっと言えば私の部屋。
『ここは安心だよ。』という
自己防衛空間のようなもの。
安心して起きられるように
夢の中の私がいつも公園に逃げていることが
わかってからは一度もその夢をみていない。
『私は今苦しい。疲れているんだ。分かって欲しい。』
という夢の私からのサインだったのだろう。
現実での思いや感情が夢に反映されやすい。
だとしたらどんな夢にもきっと意味はある。
【夢=何かに気づいて欲しいサイン】だから。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
夢って本当に不思議ですよね。僕はたまに「あぁこれは夢だな!」って分かる夢を見るときがあります。そんなときは静かに無敵モードに突入します。笑
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