「分からない。」
子どもがよく使うフレーズ。
そして大人がイライラするフレーズ。
『ちゃんと考えなさい!』
『分からないは答えにはならないよ。』
子どもは続ける。
「だってよく分からないんだもん。」
『分かるまで考えないからでしょ!』
ここで子どもは泣きだしてしまった。
よくある教育のワンシーン。
でもちょっと待って。
【本当にその子が自力で分かる質問?】
【本当にその子は考えていないの?】
【本当にその問いの答えは存在している?】
大人だって「分からない」ことは山ほどあるはず。
「いつになったら結婚するの?」
「お前は本当は何がしたいんだ?」
「今の自分を心から幸せって言えますか?」
・・・・分からない。
でもそれがきっと『今のあなたの答え』のはず。
考えても考えても分からないことだらけ。
人生においては
「海老でマグロが釣れる」こともあるかもしれない。
「1+1=100」になることもあるでしょう。
「I am baseball. I have a bat everyday!!」でなんとなく通じちゃう。
教科書なんて無いのだから
「分からない。」はその人が必死に絞り出した
心の解答だ。
後からそのテストを見返してごらん。
ついでに丸付けもしてみよう。
どうしていいか本当に分からなかったその時
一生懸命考えた上で出した「分からない。」になら
大きな二重丸をあげてもいいんじゃないかな。
今ラーメンが食べたくたって
明日になればうどんが食べたくなっているかもしれない。
ほらこんな小さなことですら「分からない」と思うと
考えすぎることが馬鹿らしくなってきて
『分からなくてもいいじゃん!』って開き直れるかも。
灰色がちゃんと1つのカラーであるように
「分からない。」もちゃんと1つの答えだから。
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