かみねこ『ライ』と占いのつり橋


こんな昔話がある。

【小さな村のほとりにある一匹の猫がいた。

その猫の名は「ライ」という。

ライはあらゆる物事の善悪を

占う能力を持っていた為

神様に仕える猫『かみねこ』と称えられ

何年もその村の守り神として

崇(あが)められていた。

ではライがどのようにして物事の善悪を

占うのかというと

村のはずれにある「ライ専用の」つり橋を使うのだという。

そのつり橋は幅がものすごく狭く

長さも端から端まで5メートルほどしか無い。

おまけに年季も入っていて苔(こけ)やツタだらけ。

おおよそ村の人が渡れるものではなく

それがライ専用といわれるゆえんであった。

物事の善悪を占ってもらいたい時に

ライを連れてそのつり橋に行き

つり橋の端に立ちライを抱えたまましばらく待つ。

占ってもらいたいことを唱えたのちに

ライを下して手を離す。

ライがつり橋を渡りきれば吉

『安心して行えば良い』という。

途中で止まったり引き返したりすれば凶

『今ではない』という訳である。

ライの占いを信じ行動したり

時期をずらしたことで

物事が上手くいき幸せになる人が増え

かみねこ「ライ」がここに誕生したのであった。】

・・・どうだろう?

かみねこ「ライ」の占いの能力の真偽はともかく

救われた人が大勢いるのは事実。

であるならば単純に良い話で終わるのだが

この話には続きがあった。

【何人もの人が自身の人生の

進退を占ってもらっているのを見て

一人の村人が違和感を覚えた。

ライが渡り始める「端」によって

明らかに渡りきる確率が違う。

当然つり橋には「端」が2つある。

一方の端からだとすぐに渡り始めるのだが

もう一方の端からだとなかなか進もうとしない。

また占ってもらう物事の内容ではなく

占ってもらう人によって

「全部吉」か「全部凶」という偏(かたよ)りがあった。

つまりライを下す「端」を一緒にしている為

一回目「吉」の人はずっと吉で

一回目「凶」の人はずっと凶だということだ。

そしてその村人の違和感は確信に変わる。

「これはライの気まぐれだ!」

全てを悟った村人は

猫の気まぐれに付き合ってられないと

この村を出て占いを信じずに

生きていくことを決意した。

しかしこの時村人は気づいていなかった。

○○○○○○○○○○○○だということに。】

気まぐれなライの占いを信じている村人と

占いは信じないと決めた村人。

どちらが正解でも不正解でもない。

ただ1つだけ言えることは

『何を信じるかはその人次第』であり

何かを信じ進むことが出来るのであれば

それは1つの幸せなのかもしれない。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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では、また次のブログでお会いしましょう(^^)ノシ

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