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向日葵のプロムナード
綺麗に舗装されたコンクリート道は途中で終わっている。 その先には、多くの人が踏み歩いてきたであろうあぜ道が伸びていた。 境目はあまりにあっけない。 白線も標識もなく、ただ「ここまで」と言わんばかりに舗装が途切れている。 振り返れば、真っ直ぐで歩きやすい道が続いていた。 先を見れば、細く、少し歪んだ土の道が、陽炎の中へ溶け込んでいる。 夏の午後だった。 照り返す日差しに、アスファルトはまだ熱を残し、 足元の空気がゆらゆらと揺れている。 蝉の声が遠く近くで重なり、 風が吹くたび、青い匂いが鼻をかすめた。 あぜ道の両脇には、向日葵が並んでいた。 背丈は不揃いで、どれも完璧とは言い難い。 茎は少し曲がり、葉には虫食いの跡があり、花弁も揃っていない。 それでも、向日葵たちは揃って空を向いていた。 まるで、何かを信じる方向だけは間違えまいとしているかのように。 私はしばらく立ち止まり、どちらの道に進むべきかを考えていた。 舗装路は安全だ。 迷うこともなく、足を取られることもない。 誰もが安心して通れることが保証されている道だ。 だが、その先には、もう何も続い
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