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IQ365
「IQ、測ったことある?」 昼休みの自販機の前で、同僚が缶コーヒーを振りながら聞いてきた。 彼は最近、妙に“賢さ”に取り憑かれている。 「一回上げたら、もう人生イージーモードらしいよ」 そう言って得意げに笑う。 まるで、どこかに“賢くなるスイッチ”が隠されているかのように。 その日の帰り道、僕はふと思った。 本当にそんなスイッチがあるなら、誰も苦労しない。 それに、急に賢くなった自分なんて、少し信用できない気もした。 ――翌日。 駅の階段で、僕は盛大につまずいた。 スマホを見ながら歩いていたせいだ。 恥ずかしさと膝の痛みを抱えながら、頭に浮かんだのは「昨日より、バカじゃないか」という言葉だった。 でも、そのとき気づいた。 昨日の自分は、スマホを見ながら階段を下りる危険性を、ちゃんと理解していなかった。 今日の僕は違う。 痛み付きで、学んだ。 ――IQ、+1。 そんな気がした。 それから僕は、勝手にルールを作った。 「昨日の自分を、1つだけ超える」 。 ニュースを流し読みせず、ひとつ調べてみる。 知らない言葉を、ひとつ覚える。 失敗した理由を、ひ


日曜日の鎮魂歌 -Requiem in Sunday-
緩やかに眠りはじめる空と大地 両者は点と線で受け容れあう どこまでがわたしで どこからがあなたか 野暮な思考は止めてみる 海を彷徨う枯れ木の如く 路を奏でる枯れ葉の如く 一縷の望みを抱きしめる 手のひら返す悪魔を抑え 微笑み返す天使をこさえ 愛を叫べば 藍に塗られて 逢いを辿れば 相に愛する 轟くは鳩の祈りのみ 夢も現もここまで来れば 同じ部屋の住人に どこまでも透明な日曜日 【窓の向こうの木は、今潤う】 最後まで読んでいただきありがとうございます。 ブログを読んで疑問に思ったことや感想などありましたら コメントいただけると嬉しいです。 では、また次のブログでお会いしましょう(^^)ノシ #癒し #気づき #人生を考える1ページ #日曜日の鎮魂歌 #一週間詩


土曜日の慈愛歌 -Compassion in Saturday-
幸せは我らを密かに願い 不幸は我らを高らかに笑い 太陽は我らを優しく温め 月は我らを隅っこに鎮め お金は我らにゆとりを与え 時間は我らに選択を迫り 笑顔は我らに光を注ぎ 涙は我らに闇を忍ばせ 愛は我らに可能性を施し 慈は我らに葛藤を配る 夢の真ん中を綺麗にもがく土曜日 【窓の向こうの木は、今祭る】 最後まで読んでいただきありがとうございます。 では、また次のブログでお会いしましょう(^^)ノシ #癒し #気づき #人生を考える1ページ #土曜日の慈愛歌 #一週間詩


金曜日の賛美歌 -Hymn in Friday-
今宵は許そう いつにも増して惰性な民も 今宵は飲もう いつにも増して狂える酒を 今宵は踊ろう いつにも増して軽やかなリズムで 今宵は語ろう いつにも増して毒舌交えて 今宵は放そう いつにも増して絡まる柵 喜びが溶ける夜更けに佇むは 水灯篭を拝む金曜日 【窓の向こうの木は、今揮う】 最後まで読んでいただきありがとうございます。 では、また次のブログでお会いしましょう(^^)ノシ #癒し #気づき #人生を考える1ページ #金曜日の讃美歌 #一週間詩


木曜日の幻想歌 -Fantasia in Thursday-
オアシスはもう目の前だ 削られ切った気力と体力 不思議と今解き放たれている 鉛の体と綿毛の心 不思議とバランスがとれている 見据える未来をどう乗り切るか チグハグゆえに より取り見取り どう歩こうが どう転ぼうが 約束された明日を待つ 陽炎導く木曜日 【窓の向こうの木は、今篩う】 最後まで読んでいただきありがとうございます。 では、また次のブログでお会いしましょう(^^)ノシ #癒し #気づき #人生を考える1ページ #木曜日の幻想歌 #一週間詩


水曜日の子守歌 -Lullaby in Wednesday-
身体は眠りを希い 心は癒しを希う 境目のないぬるま湯に 今はただただ浸かっていたい まだ半分? もう半分? 激しい時間に流されぬよう あの日のゆりかごを思い出し 赤子のリズムを心に奏で 虚ろに漂う水曜日 【窓の向こうの木は、今震う】 最後まで読んでいただきありがとうございます。 では、また次のブログでお会いしましょう(^^)ノシ #癒し #気づき #人生を考える1ページ #水曜日の子守歌 #一週間詩


火曜日の狂詩歌 -Rhapsody in Tuesday-
気力はいまだ十分 自然な笑顔 自然な気配り 自然な流れを作れている 脳は思考し 心は躍動す 周囲の声はこちらに届き 自分の思いはそちらに届く 勇ましいあなたが今進む いつまでも賑やかな火曜日 【窓の向こうの木は、今奮う】 最後まで読んでいただきありがとうございます。 では、また次のブログでお会いしましょう(^^)ノシ #癒し #気づき #人生を考える1ページ #火曜日の狂詩歌 #一週間詩


月曜日の応援歌 -Cheer in Monday-
新しい太陽が昇っていく 新しい雲が泳いでいく 新しい草木が芽吹いていく 新しい水が流れていく 新しい風が撫ぜていく 新しい声が届いていく 新しい心が溢れていく 新しいあなたが今歩む 果てしなく自由な月曜日 【窓の向こうの木は、今憂う】 最後まで読んでいただきありがとうございます。 では、また次のブログでお会いしましょう(^^)ノシ #癒し #気づき #人生を考える1ページ #月曜日の応援歌 #一週間詩


心の窓をあければ
人の心には、それぞれ窓があるのだと思う。 大きな窓の人もいれば、小さな窓の人もいる。磨かれて外がよく見える窓もあれば、少し曇っていて、開けるのに勇気がいる窓もある。 私の心の窓は、どちらかといえば半分閉まったままだ。 外の気配は感じるけれど、風をそのまま入れるほどには開いていない。 以前の私は、無理に窓を開けようとしていた。 「もっと人と関わらなきゃ」 「心を開かなきゃ」 そんな言葉を自分に投げて、力いっぱい窓枠を押していた。 でも、固い。 音だけが大きくて、肝心の風は入ってこない。 それどころか、窓のきしむ音に自分が疲れてしまった。 ある日、ふと気づいた。 窓は、勢いよく開けなくてもいいのだと。 カーテンを少しずらすだけでも、光は入ってくる。 数センチ開ければ、外の空気はちゃんと教えてくれる。 今日は晴れているのか、少し冷たいのか、誰かが近くを通ったのか。 それで十分だった。 誰かと話すときも同じだ。 全部を見せなくてもいい。 心の奥まで一気に招き入れなくてもいい。 今日は挨拶だけ。 今日は一言だけ本音を添える。 今日はただ、相手の話を聞くだけ
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