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出会いと別れと再会と


GWが明けてからすっかり暑くなってきましたね~(; ̄▽ ̄ヾ){センプウキハ マダカ?


出会いと別れの季節と呼ばれているは過ぎましたが、新規のクライエント様と出会い、無事カウンセリングが終結したクライエント様と別れ、・・・・カウンセリングによる出会いと別れは季節に関係なく繰り返されていきます。


そして、場合によっては再会することもあります。



例えば、ふらっと立ち寄ったお店での再会。

ここで頭を悩ませるのが「声を掛けるかどうか問題」です!!

その方が周りの人にも伝えられた上で、カウンセリングに来られていた場合であれば特に問題ありませんが、家族・会社の人・友人に内緒にして受けに来られていた場合は、やはり気を遣います。


気づいているのに知らないふりをするのも何となくモヤモヤしますし、声を掛けたときにその方の知り合いが『どちら様?』となったときの説明が難しい・・・(^_^;){エーット・・・💦


ということで、結論は「向こうが気づいて話し掛けてくれた時だけ反応する」という、クラスに一人はいるとても大人しい生徒のような瞳をしている乾が、そこには居るわけです。笑



他にも、かつてクライエント様だった方がその後「学び」に興味を持ちはじめ、次は講師と受講生という形になっての再会。

時々勘違いをされる方もいらっしゃいますが、【悩みに振り回されている人は心理カウンセラーを目指してはいけない】なんてことありませんからね!!

むしろ逆で、多くの人が『自分の心に何が起きているのか?』『どうしたらもっとストレスフリーで過ごすことができるのか?』という自分自身の生き辛さを元に学びをスタートさせます!!

ですから、かつてクライエントという立場にいた人がカウンセラーを目指すのは、すごく一般的なケースなんです!(・∀・){キッカケッテヤツネ!



今紹介した2つの例は、どちらもカウンセリングが無事終結した後に再会したお話でしたが、最後にもうひとつ違った「再会」をお話させていただきます。


それは、以前カウンセリングを受けていらっしゃった方との、カウンセリングルームでの再会

「以前お世話になったときに、とても楽になったのでまたお願いします。」という嬉しい言葉を添えて久しぶりの予約が入ることもしばしばです。

生きていれば新たな悩みは次々生まれていくので、これは特に不思議な再会ではありません。


一方で、カウンセラー目線としてはカウンセリングは途中ではあるものの、クライエント様自身が『もう大丈夫そう!』という判断で辞められて、その後「やっぱりもう一度お願いします…」というケースもあります。これは数ある再会の中でも最も辛い形の一つです。


カウンセラーは基本的には、提案やアドバイスは行ったとしても指示は行いません。

つまりは、カウンセリングの継続受診も指示しないということになります。


この考え方には、「途中だと分かっていながら、カウンセリングを辞めることを止めないのは無責任だ!」と非難される人も少なからずおられます。

この非難も貴重なご意見として、しっかり受け止めさせていただきます。

その上でも尚、カウンセリング継続受診の指示は難しいと考えています。


擦り傷や骨折などの目で見たりレントゲンに写る怪我は、その治りもまた目で確認することができるので、本人が『もう大丈夫かも』と思っている場合であっても「この傷が完全に治るまでは、必ず定期的に来てください!」と強く指示ができます。


ところが、心の傷や怪我は目で見ることが出来なければ、レントゲンに写ることもありません


すると、たとえ専門家であるとは言え、本人の心の中の『もう大丈夫かも』という気持ちを押さえてまで「まだ途中ですから、必ず来てください!」とは言えないのです。

目に見えないがゆえに感じる歯がゆさです。


また再会したとき、以前と同じくらいの状況や状態であればまだ良いのですが、悪化しているケースだと、罪悪感を抱くこともあります。

『あの時、もう少し上手に継続を提案出来なかっただろうか・・・』と。

しかし、いくら自分や過去を責めても希望は訪れません

苦しい中でも自分を見捨てずに、再び来られたクライエント様の勇気や意思が無駄にならないように、その瞬間その瞬間の気持ちを丁寧にカウンセリングし、自己と向き合っていただくしかないと、今はそう感じています。



一人のカウンセラーができることなんて、本当にごく僅かだと思っています。

それでも自分のカウンセリングを必要としている人との「出会い・別れ・再会」を、これからも大事にしていきたいものですね(*^^*){ハナシテクレテアリガトウ ノ キモチ


 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

ブログを読んで疑問に思ったことや感想などありましたら

コメントいただけると嬉しいです。

では、また次のブログでお会いしましょう(^^)ノシ

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