１本の鉛筆さんのお話がある。 【細く鋭いその鉛筆さんは どんな細い線でも書くことができ どんな小さな空白も見逃すことなく 塗りつぶすことが出来る。 そんな鉛筆さんは もっともっと頑張って もっともっと誰かの役に立ちたいと そう思っていた。 しかしある時不幸にも...

少しだけ立ち止まってみよう。 「なーんにもしない」時間を作ってみる。 ポケーッと空を眺めたり 部屋のベッドに横になって 横になった部屋の様子をただただ見る。 椅子に座ったまま動かない 「石像」の真似なんかしてみてもいい。 『何もしない』をしてみる。...

あなたの周りに「ホッ」はいくつありますか？ 好きなだけ本を読むことの出来る図書館。 何時間でも友達と話していられるカフェ。 誰にも邪魔されることのない自宅。 あなたが「ホッ」と出来る場所はどこでしょう。 ベランダでの日光浴が気持ちいい朝。 ゆっくり一日の疲れを癒せる入浴。...

前の方から小さな子が一生懸命走ってくる。 手に何かを持ちながら。 その子の歩幅であと５歩くらいのところで その子が誰だか分かった。 昨日公園で泣いていた女の子だ。 友達とかけっこをしていた時に転んで 膝を擦りむいて泣いていた。...

振り返ってみてほしい。 ゆっくりと今の自分の人生を。 まだまだ若いと言われる10代も20代も 色んなことを背負い始める30代も40代も 酸いも甘いも経験した50代も60代も 第二の人生を歩み始める70代も80代も。 ただただまっすぐな道でしたか？...

「夏と冬なら夏が好きな人」 １人がそう言うと座っていたうちの半数が 立ち上がり席を離れる。 「今日雨なのに傘を忘れちゃった人」 また別の誰かがそう言うと今度は数人が席を立ち上がった。 みんな上手にテーマを決めている。 必ず誰かに席を譲ってもらえる。 うらやましい。...

空は、飛ぶ生き物を選ばない。 海は、泳ぐ生き物を選ばない。 日は、照らす場所を選ばない。 風は、運ぶものを選ばない。 木は、実るものを選ばない。 土は、植えるものを選ばない。 水は、流すものを選ばない。 火は、燃やすものを選ばない。 草は、生える場所を選ばない。...

「分からない。」 子どもがよく使うフレーズ。 そして大人がイライラするフレーズ。 『ちゃんと考えなさい！』 『分からないは答えにはならないよ。』 子どもは続ける。 「だってよく分からないんだもん。」 『分かるまで考えないからでしょ！』 ここで子どもは泣きだしてしまった。...

青空が清々しいな～。 風が気持ちいい。 月が綺麗だなぁ。 明るい挨拶が返ってきた。 あの人の笑顔素敵だ。 テストでいい点取れた！ 仕事が早く終わった。 赤ちゃんの機嫌がいい。 ほかほかのご飯が嬉しい。 この人と話すの楽しい。 映画すごく感動した～。...

辛いことがあった時 わたしたちは涙を流す。 「どうして自分だけ？」って そう思いながら。 悲しいことがあった時 わたしたちは涙を流す。 「どうして自分だけ？」って そう思いながら。 苦しいことがあった時 わたしたちは涙を流す。 「どうして自分だけ？」って そう思いながら。...