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手帳の厚み


手帳を買い替える時期になると


ふと感じることがある。


それは“手帳の厚み”。


買ったばかりの頃に比べて


厚みがある。


それは「開いていくページページに


空気が入っていったから」なんて


視覚的な話しじゃなくて


情緒的な話し。


『もっと表紙は綺麗だったのだろうな~』とか


『最初の頃はすごく丁寧に書いているな』とか


『5月こんなに予定なかったの自分!?』とか。


全部ではなくても


1年間の自分の思い出が


たしかにそこには記されている。


出会いも別れもあって


楽しいことも辛いこともあって


笑顔でペンを走らせて書いたことも


暗い表情で殴り書きをしたことも


きっとあったに違いない。


手帳はただペンを受け止めるいち文具じゃなくって


気持ちも一緒に受け止めてくれる身近な存在。


だからこそ


この手帳に“厚み”を感じ


買い替える時はほんの少しの


切なさがつきまとう。


誰かと同じ手帳を買ったとしても


1年後には全然違うモノになっている。


同じ時代に生まれても


全く同じ人がいないのと一緒で。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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コメントいただけると嬉しいです。


では、また次のブログでお会いしましょう(^^)ノシ

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