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削れない鉛筆は誰?

1本の鉛筆さんのお話がある。

【細く鋭いその鉛筆さんは

どんな細い線でも書くことができ

どんな小さな空白も見逃すことなく

塗りつぶすことが出来る。

そんな鉛筆さんは

もっともっと頑張って

もっともっと誰かの役に立ちたいと

そう思っていた。

しかしある時不幸にも

芯が折れてしまった。

芯の根元近くから折れてしまって

これまでの頑張りが全て

無駄になってしまったように感じた。

でもそんな時誰かが言った。

「細くなくても線は書けるし

鋭くなくても塗りつぶせるから

太く丸い鉛筆さんでもいいんじゃないの?」と。

鉛筆さんはその言葉で気付いた。

頑張って頑張って尖らせていっても

どこかで限界がくる。

今以上に削ることが出来なくなったとき

実は相当折れやすくなっている。

それ以来無理はせず

でも一生懸命書き続けている。】

さて人一倍周りに気を遣って

色んなことを自分のせいにして

神経を尖らせすり減らしているのは

どこの鉛筆さんでしょう?

心が折れてしまうまで頑張らなくても

ちゃんと認めてくれる人はいます。

「まだまだ頑張れる!こんなんじゃダメだ!」

ではなくて

「良く頑張ったね。ちょっと休もう?」

そう自分に言えた時

きっと鉛筆の先が少しだけ丸くなる。

 

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では、また次のブログでお会いしましょう(^^)ノシ

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