こんにちは、心理カウンセラーの乾です!!
今回のブログは無料配信登録者限定の特典が付いています。
詳細はブログ一番下に書いてありますので、興味のある方はぜひぜひ!!
さて、前回の通常ブログに引き続き、今日も少し心理カウンセラーや心理カウンセラーを目指す方向けの内容になります(・∀・){ソウジャナイヒトモ ミテイッテ
皆さん、「転移(てんい)」って言葉聞いたことありますか?
きっと多くの方は「癌の転移」のように、体の病気で使う用語としてのイメージだと思います。
しかし、心理学の世界にも「転移」という言葉があるのですっ!
とくに心理カウンセリングを行っていると「転移」と向き合う機会は多く、医者は「病理的な転移」と日頃から向き合っておられますが、心理カウンセラーは「心理的な転移」と日々、向き合っております。
本日はそんなお話です(´・ω・`){ナンカコワソウ
大丈夫です!
そんなに怖いお話ではありませんので、最後までお付き合いください🍀
先に心理学上の「転移」の定義をお伝えしておきますね!
【転移】
クライエントが、過去に重要な他者(両親など)との間で生じさせた欲求、感情、葛藤、対人関係パターンなどを、別の者(多くの場合は治療者)に対して向ける非現実的態度を転移と呼びます。
過去の重要な他者に向けられていた愛着欲求や依存欲求が向けられることを陽性転移、敵意や攻撃欲求が向けられることを陰性転移と言います。
カウンセリングが進んでいくと、クライエントが子どもの頃に親に対して抱いていた感情が、心理カウンセラーに向けられることがあります。これが転移の一例です。
「好き」という感情もあれば、「憎悪」「怒り」といった感情をぶつけられることもあります。
また、陽性転移と陰性転移を無意識に繰り返すケースもあります。
そして、クライエントのこれらの転移に対して、感情的に反応を返すことを逆転移と呼びます。
逆転移が起こる仕組みも転移と同じで、心理カウンセラーが、過去の重要な他者に抱いていた欲求や感情、葛藤などを無意識にクライエントに向けてしまうことで起きます。
転移はそれほど大きな問題ではなく、
その後も心理カウンセラーが傾聴を続け、今クライエントの心の中で起こっている問題を整理していくことで、抑制除去されていきます。
通常心理カウンセラーは、転移についての知識や抑制除去の方法を学んでいるため、クライエントの転移を正しく受け止められます。
一方で、逆転移は大きな問題になります。
仕組みは同じではありますが、クライエントは「転移・逆転移」など言葉も知らないことが普通です。
そのため、心理カウンセラーからの逆転移をクライエントは正しく受け止められません。
その結果カウンセリングは成立しなくなり、心理カウンセラー・クライエントともにモヤモヤしたまま終結してしまうことになります。
転移を正しく受け止められるかどうかは、クライエントの治療意志(自己と向き合いたいという気持ちはあるか?)やカウンセリングのタイミング(過度な身体不調時に受けていないか?)、その他の要因(心理的問題以外に大きな問題を抱えてはいないか?)など様々な要素が複雑に関係してきます。
つまり、心理カウンセラーの技量だけでどうにかなる問題でないことも多々あります。
しかし、逆転移の場合は「気づき」と「カウンセリング」で抑制除去することが可能です!!
自身が逆転移を起こしていること、そして過去の未完了の思いがあることに気づき、それを他の心理カウンセラーのカウンセリングのもと、抑制除去していきます。
これは逆転移を抱えている心理カウンセラーその人だけの意志で解決していける問題です!
心理カウンセラーもいつだっていちクライエントです。
自己との向き合いも忘れず、正しい姿勢でクライエントと向き合っていく必要がありますね!(・o・){ココロ ノ メンテナンス
それでは今日はこの辺で~✨
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
ブログを読んで疑問に思ったことや感想などありましたら
コメントいただけると嬉しいです。
では、また次のブログでお会いしましょう(^^)ノシ
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