心の窓をあければ
- 4 日前
- 読了時間: 2分
人の心には、それぞれ窓があるのだと思う。
大きな窓の人もいれば、小さな窓の人もいる。磨かれて外がよく見える窓もあれば、少し曇っていて、開けるのに勇気がいる窓もある。
私の心の窓は、どちらかといえば半分閉まったままだ。
外の気配は感じるけれど、風をそのまま入れるほどには開いていない。
以前の私は、無理に窓を開けようとしていた。
「もっと人と関わらなきゃ」
「心を開かなきゃ」
そんな言葉を自分に投げて、力いっぱい窓枠を押していた。
でも、固い。
音だけが大きくて、肝心の風は入ってこない。
それどころか、窓のきしむ音に自分が疲れてしまった。
ある日、ふと気づいた。
窓は、勢いよく開けなくてもいいのだと。
カーテンを少しずらすだけでも、光は入ってくる。
数センチ開ければ、外の空気はちゃんと教えてくれる。
今日は晴れているのか、少し冷たいのか、誰かが近くを通ったのか。
それで十分だった。
誰かと話すときも同じだ。
全部を見せなくてもいい。
心の奥まで一気に招き入れなくてもいい。
今日は挨拶だけ。
今日は一言だけ本音を添える。
今日はただ、相手の話を聞くだけ。
そんな小さな開き方でも、人との距離は少しずつ変わっていく。
不思議なことに、無理をしなくなってからのほうが、窓は自然に動くようになった。
風が心地よい日は、もう少し開けてみようと思える。
疲れている日は、閉めておいてもいいと自分に許せる。
心を開くことと、守ることは、対立しない。
どちらも、自分が生きやすくなるために必要なことだ。
大切なのは、誰かのペースではなく、自分のペースで窓を動かすこと。
急がなくていい。
比べなくていい。
今日も私は、自分の心の窓をそっと確かめる。
ほんの少しだけ開けて、外の気配を感じてみる。
それだけで、世界はちゃんと、こちらに手を振ってくれている。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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では、また次のブログでお会いしましょう(^^)ノシ



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